■ポイントは“交差点”か否か!正解は「左」でした
県警交通規制課 次長:
「左に出すのが正解です。よくあるのは高速道路とかのように合流するイメージで出している人が多いと思う」
判断のポイントは交差点なのかどうかです。
一時停止や停止線がある場合は「交差点」にあたるので左折に該当し、左にウインカーを出さなけれないけません。

県警交通規制課 次長
Qこの交差点はどう考えたらわかりやすいですか?
「(県道と交わる)道路の角度がきついので、これが角度が緩いと考えると、北に行く場合は左折のウインカーを出しますよね?角度はきついが左に出すのが正解」
仮に十字路や丁字路のようなわかりやすい形ではなく、合流のような道路の形であっても、交差点の場合はウインカーを「左」に出すのが正解です。

一方で、高速道路などで本線へ合流するための加速車線がある場合はあくまで車線変更とみなされるため、「右」にウインカーを出します。

今回の交差点でウインカーを右に出すと、ある誤解を生む可能性もありました。
県警交通規制課 次長:
「こちらで右のウインカーを出してしまうと後続車が『反対方向いけるのでは?』と誤解して逆走する可能性があるので、左のウインカーを出してもらいたい」
実際のルールとドライバーの認識に差がある現状が、今回の取材でわかりました。
似たような「交差点」は他にもありますので、通る際は注意が必要です。