能登半島地震の被災地では、倒壊のおそれがある危険な住宅もまだ残るなか、石川県七尾市では公費解体が始まりました。

七尾市生駒町の一本杉通りに位置する中山薬局。1日、市の職員や解体業者、社長の橋本秀和さんが公費解体に向けた確認作業を行いました。

七尾市の職員「1日か2日くらい品物を取り出すタイミングを設けると思う」
解体業者「ちょっと見てみないとわからないが、できるところとできないところがあるので、ある程度あきらめてもらわなければならないところも出てくる」

店舗は1階部分が崩れたほか隣接するビルも傾き、いずれもり災証明で全壊の認定を受けました。