同じく、今回の返還に大きく寄与した人物は、もう1人。首里城の復元や研究に尽力していた真栄平房敬さん(故人)です。首里に住んでいた真栄平さんは、79年前の沖縄戦のさなか、貴重な琉球の文化財を中城御殿跡に隠す手伝いをしました。
真栄平房敬さん(故人)・2006年のインタビュー
「ここに深さは1m、縦横も1mの四角に掘り下げてあったんですよね。この掘り下げてあるところに王冠」「おもろさうし、こういのを入れて」
※(おもろさうし=琉球王府が編纂した古謡集)

生前、RBCのインタビューに答えていた真栄平さん。失われた、文化財への思いを語っていました。
真栄平房敬さん・2006年のインタビュー
「(御後絵には)ちゃんとグリーンの絵の具を使って、金箔なんか施されていましたね。豪華なものでしたよ。必ずあると私は確信していますから。また中城御殿跡にあったもの(流出文化財)がアメリカから帰ってきていますからね。大統領名で」
2000年には、高安さんの協力の下、アメリカを訪問。FBIやインターポールなどへ
捜査の協力を要請しました。
高安藤さん
「真栄平房敬先生は、中城御殿に沖縄の宝物を避難させた本人でもありますし、
終戦直後に中城御殿に戻って、それが焼けたのではなくて「全部持ち出されたんだ」と証言できる方だったんです。ご自分がそういう沖縄の宝物に関わったという自負心もありますし、責任感もありますし、本当に尊敬できる方でした」
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