江戸の浮世絵師・葛飾北斎が琉球を描いた作品展が、浦添市美術館で開かれています。

江戸後期に活躍し「富岳三十六景」で知られる浮世絵師・葛飾北斎。

「琉球八景展」では、現在の那覇市などの風景をはじめ、その製作途中で刷られた「校合摺り(きょうごうずり)」も展示されています。

北斎は琉球を訪れたことがないとされており、実際に浮世絵を描く際に参考にしたとされる作品も紹介されているほか、県内の学生が作成した浮世絵のアニメーションも上映されています。
観覧した人
「色のついていない状態と色が重なった状態の両方を見て、色のない状態で見ても描き込みとか、遠近感とかがしっかり再現されていてすごいなと思った」

「葛飾北斎・琉球八景展」は、来月12日まで開かれていて、期間中は展示作品を題材にした落語も行われます。