電柱に作られた「カラスの巣」。そのままにしておくと停電につながるおそれもあることから、福島県郡山市で撤去作業が行われました。

高さ10メートルほどの電柱に作られた、カラスの巣。春先に繁殖期を迎えるというカラスは、ヒナを見守りながらエサを見つけるため、電柱のように見晴らしの良い場所に巣を作る習性があります。

しかし、巣の中にはハンガーなど電気を通しやすいものが混ざっていることもあり、それが電柱の充電部に触れると「停電」につながるおそれも。こうしたことから、郡山市では25日、巣の撤去作業が行われました。

阿部正輝記者「カラスの巣の撤去は、高所作業車を使って2人以上の複数人で行います」

作業の途中で停電が発生しないよう、専門の工具を使い、電柱の充電部に注意しながら少しずつ巣を回収していきます。