あれから19年「ヘアーサロンにしの」の今

 あれから19年。母に少しでも近づこうと、勝善さんは店に立ち続けています。
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 10年ほど前に父から引き継ぎ、店を切り盛りしています。

 (電話に出る西野勝善さん)「はい、もしもし、にしのです。2時ごろですか?いけますよ。お待ちしてます」
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 店には母が担当していた馴染み客らが入れ替わり立ち替わり訪れます。

 (客)「昨夜でも突然雷鳴って」
 (西野勝善さん)「きのうはひどかったですね」
 (客)「案の定あのまま甲子園も」
 (西野道晴さん)「中止になりましたね」

 母が大切にしてきたお客さんとの時間。ゆっくりと流れる時間は母がいたころと同じです。

 (客)「(Q息子さんに切ってもらっていかがですか?)私はもうすっかり、奥さんがみんなつないでくれはって、これだけ好き勝手なことを言えるような、いうてみれば家族みたいなね、気持ちで付き合いを私はさせてもらっているんだけど」

 (客)「サンキュー」
 (西野勝善さん)「はい、お待ちどおさまでした」

 母からのバトンは確かに受け継がれていました。

 (西野勝善さん)「身が引き締まると言うんですかね。やっぱりうちの母親のお客さんですからね。引き継ぎなんで、やっぱりいい加減な仕事はできないね」