--山田さん「のどぐろの刺身がのった〝丼″です。」
--佐々木アナ「なんでお刺身が展示されているんですか!?」
--山田さん「今回の企画展示では魚を展示するだけでなく、食文化も一緒に展示しようということで。」
水槽の下にあったのは、展示している魚を使った料理。どれをとってもおいしそう・・・いやいや、ここは水族館!魚と料理を一緒に展示しているのは驚きです。
--山田さん「お客様からも結構反応がたくさんありました。生き物と食べ物を一緒に展示するのはどうかなっていうお声もありますが、やはり食べ物としての生き物でもありますので。」
とてもユニークな展示!訪れた人たちは魚と料理を見比べながら観察していました。
--佐々木アナ「食とからめると、またお魚たちを身近に感じられそうですよね。」
--山田さん「スーパーに行くと魚いっぱい売っていますので、泳ぐ姿はこんななのかと想像するのもいいと思います。」
そしてイチオシの展示が・・・
--山田さん「〝ホッコクアカエビ″という生き物なんですが、全国的には〝甘エビ″という名前で有名です。」
--佐々木アナ「甘エビと一緒なんですか!?」
--山田さん「はい、そうなんです。新潟では『南蛮えび』という名前でよんでいます。」
その赤い姿が『南蛮=唐辛子』に似ていることから、新潟県では〝南蛮えび″と呼ばれています。
--山田さん「食べ方としては一番のおすすめは、やっぱり〝刺身″ですね。獲りたてだとちょっと身がかたくて歯ごたえはすごくいいいいんですが、味が薄めで。何日か寝かせると熟成が進んで甘みが強くなります。」
新潟県の海の生き物と食文化を一緒に学ぶことができました。
海老のうま味がギュッと詰まったラーメン
続いて向かったのは、館内にあるレストラン。のどぐろの天ぷらなど、おいしそうなメニューがズラリと並ぶ中、気になるメニューを見つけたので早速注文しました。
--内山明 店長(館内レストラン)「お待たせしました。こちらが企画展示に合わせて作りました〝南蛮えびラーメン″なります。」
--佐々木アナ「ありがとうございます!すごい! さっき水槽で見た南蛮えびがいっぱいのってます!豪華ですよね!」
館内のレストランでは、企画展に合わせた特別メニューとして、南蛮えびをふんだんに使ったラーメンを食べることができます。
--佐々木アナ「まずはスープから。ちょっととろみがありますね。塩ベースのスープなんですけれども、海老のうま味がギュッと詰まっています。」
そして麺の上にはカラッと揚がった南蛮えびが9匹。まさに〝うまさの打線爆発!海老9!″。