国民年金 納付5年延長案 受給額は?
藤森祥平キャスター:
現行の国民年金についてです。現在は20歳から60歳の方々が40年間で満額支払って、受け取り額が月額6万8000円です。現行の保険料の支払いは月額で1万6980円になっているのですが、今回の見直し案を5年間延長し、総額で納付額が約100万円負担が増えるということです。なぜ今、延長案が必要なのでしょうか。

社会部 厚労省担当 岡村仁美 記者:
将来的な国民年金の支給額を増やそうとしています。国民年金の月額の平均の支給額は5万6000円。一方、厚生年金の加入者は平均で14万5000円です。これだけの差がありますので、低年金で生活の苦しい方を減らすために、国民年金の受給額の底上げをしたいというのが狙いです。前回の試算によりますと、年間で約10万円、月額で約8000円増えるという計算になります。

藤森キャスター:
今回の案で影響が出てくるのは、国民年金だけを支払っている自営業などの方々です。企業などに勤めている厚生年金に加入している人たちは、実際に負担は変わりがないということになります。企業に勤めている人たちは、国民年金・基礎年金も受け取れる人たちだからです。大きく差が出るのではないかという見方があります。

社会部 岡村 記者:
影響が出るのは国民年金の方だけではありません。ベースとなる基礎年金の支給の半分というのは、税金で賄われています。納付期間の5年延長によって、国庫負担の税金が1兆円余り増えるのではないかという試算もありまして、1兆円をどうやって捻出するのか。税金ですからみんなにかかってくるということになりますね。














