現在60歳までとされている「国民年金」の納付期間を65歳までに延ばす案を、厚労省が議論しています。延長した場合、支払い額は単純計算でおよそ100万円増えることに。負担に見合った給付を将来受けられるのか、若者からは不安の声も聞かれました。
国民年金で納付延長案 大丈夫?100年安心の年金改革
1500円で5時間歌い放題、ドリンク付きのカラオケ店に集まるのは年金受給者たち。生活ぶりを聞いてみると...

年金受給者
「年金だけじゃ食べていけません。食べるのがやっと。小遣いはないです」
客(94)
「私はおかげさまで自分の思い通りに、いつの間にか長生きしちゃったって感じよ。今の若い人は大変よね。私は先がないから言いたい放題だけど」

老後の生活で頼らざるを得ないのが年金です。20歳から60歳までのすべての人が加入し、40年間保険料を納めている国民年金。厚労省は納付期間を5年間延長することを検討しています。
立憲民主党 大西健介議員
「国民年金の保険料は現在月額1万6980円ですので、単純計算で5年で約100万円負担額が増加することになります。かつて自公政権は100年安心の年金改革と言っていたのに100万円国民負担が増えるということを検討するのは約束が違うんじゃないですか」

岸田総理
「ご指摘の点は議論の材料に供する様々な試算のうちの一つであります。現状において年金の改革について決まったものはありません。様々な試算を議論の充実に供するために用意をするということ自体を否定するということもいかがと思います」

延長案は、公的年金の将来の給付水準を点検するため、5年に一度行われる「財政検証」の一環で試算されるもの。検証結果は夏頃に公表される見通しですが、私たちの将来にどう影響してくるのでしょうか。
自営業(62)
「払いたくないっていったら払いたくないかもしれないけど、今の人たちのために払わなきゃいけないわけでしょ?それは仕方ないですよね。我々としては担わないといけないっていう部分もありますよね」
会社員(53)
「嫌だよ、大変だと思う。若者がいないので、仕方ないとは思います」
福祉関係(24)
「払ってそれが返ってくるか不安ですね。年金は年々減っているイメージですね」

大学生(20)
「(納付期間が)延びるのはちょっと嫌ですね、正直。多分、自分たちがもらう世代になったときは、もうあまりないかもしれない」

会社員(30)
「100万も払わなきゃいけないなんて嫌だなっていうのが率直。前に(老後)2000万必要みたいなこと言ってたじゃないですか。それを聞いて貯めなきゃなと思って貯めてます」














