参加者で目立ったのが中学生や小学生、就学前の小さな子どもたち。親と一緒に楽しむ姿も多く見られました。それぞれ自分のペースで、自然の中を走ることを楽しんでいました。

こちらはロング8kmの部に参加し、女子49歳以下の部門で3位入賞した佐々木花音さん(仙台市)。この春中学生になったばかりの佐々木さん、走ることがとても楽しいと話してくれました。有名選手に「トレイル界のアイドルを目指せ」と言われたという佐々木花音さん(仙台市)
佐々木花音さん「山走るの好きです、気持ちいいし、達成感が(魅力)。ロードは5歳ぐらいから走ってましたけど、去年から本格的に山を走り始めました。景色と山の空気、そしてスタッフや参加者の皆さんの人の良さが魅力です。挨拶してくれたり礼儀正しいので好きです。」
花音さんには大きな目標もあるようです。
目指すはぶっちぎり1位のランナー!
佐々木花音さん「いろんな大会で1位とりまくりたい!走りでみんなに勇気を与えるようなランナー、ぶっちぎり1位のランナーになりたいです。」
本気でトップを目指すランナーも、自然を楽しみたいというランナーも優しく受け入れてくれるトレイルランニングというスポーツ。
主催者であるトレイルランナーズ代表の松永紘明さんに、こうした大会を企画する狙いについて伺うと意外な答えが返ってきました。

トレイルランナーズ代表・松永紘明さん
「トレイルランニングを広めようとしているわけじゃないんです。僕が広めたいのはより自分らしい人生を歩む人、より“幸せな人が増えるきっかけ”を提供すること」