再起を目指して 故郷・岡山で「もがき続ける」意味

漫画家としての活動はやめたものの、絵を描く喜びは忘れられず絵画制作を開始。そして56歳の時、再起を果たそうと就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」のアーティストとして活動を始めました。

今回の個展は、そのありがとうファームが、所属アーティストの作品を紹介する第一弾として企画したもので、HARUMARUさんがこの7年間に描いた【画像③④】のような約30点が展示されています。

【画像③】
【画像④】

(来場者)
「色使いが本当にきれいで、めちゃめちゃ感動しています。絵から元気をもらえるような感じがします」

今もうつ病と向き合うHARUMARUさん。それでも、もがき続ける姿も含めて「誰かの力になれるかも知れない」と感じています。

(HARUMARUさん)
「うつとか、ほかの病気で悩んでいる方もいらっしゃると思うけど、こういうこともできるとか、なんか一つ見つけるとか、そんな感じで見て頂けたら」

HARUMARUさんの個展は、4月29日まで岡山市北区表町のコチャエで開かれています。