22年8月の豪雨災害により一部区間で運休が続くJR米坂線について22日、市民団体が新潟県に早期復旧を要望しました。

【米坂線早期復旧と地域活性化を考える会代表 野田尚道さん】
「通学・通勤や通院、買い物などの生活を支える不可欠の交通手段であると―」

県に要望したのは、沿線住民らでつくる「米坂線早期復旧と地域活性化を考える会」のメンバーで、全面復旧を求め2484筆の署名を提出しました。

JR米坂線は、22年8月の豪雨で大きな被害を受け、今も一部で運休が続いています。復旧には86億円かかるとされ、費用負担が課題となっています。

【米坂線早期復旧と地域活性化を考える会 藤井明人さん】
「廃止になるのか早期復旧させるのかという、そういう回答は(県から)ありませんでした」

県は、復旧に向け道筋がつくように取り組みたいと答えていました。