保湿用塗り薬「ヒルドイド」の患者の自己負担額について、厚生労働省は今年10月から引き上げることを明らかにしました。
厚生労働省は価格の安いジェネリック医薬品の利用を促すため、特許が切れた先発医薬品のうちジェネリック医薬品の販売から年数が経っていたり、置き換えが進んでいたりするものについて、今年10月から自己負担額を引き上げることとしています。
厚労省はその対象となる医薬品1095品目を今月19日、公表しました。その中には、アトピー性皮膚炎などの治療に処方される保湿用塗り薬「ヒルドイド」も含まれています。
「ヒルドイド」をめぐっては、美容目的での処方が増え、問題となっていました。
例えば、クリームタイプの「ヒルドイド」100グラムを処方された場合、現在3割負担の人で自己負担額は555円ですが、10月からは813円となります。
一方で、これらの薬について医師が医療上必要があると判断した場合には、引き上げの対象外となります。
注目の記事
新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

陸上自衛隊隊員が本気で隠れる 都城市の小学校で「かくれんぼ大会」

【独自】「この野郎」「見とけよ、貴様」北九州・中学生2人殺傷事件から1年 捜査1課長(当時)が初めて語った犯人への憎しみと執念の捜査【前編】

「事故は紙の上の話ではない」 当時生後8か月の男の子が保育園でリンゴを喉に詰まらせ今も意識不明 親が保育士に託す子どもの命を守るための一瞬の気づきと責任【前編】

東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

かわいさ=痩せていること?「ありのままじゃ駄目なのかな?」 ”世界トップレベル”に痩せている日本人女性 「ルッキズム」が引き起こす無理なダイエットの危険性









