今月17日の地震による被害状況を把握するため、愛媛県の中村知事が21日、宇和島市と愛南町を視察し、活用できる支援制度を洗い出すなど、復旧を後押しする考えを示しました。
中村知事はまず、天井の一部が崩落した宇和島市総合体育館を訪れ、岡原市長から今月予定されていた大学相撲の全国大会が中止となるなど、イベント開催への影響について報告を受けました。
この後、中村知事は、宇和島駅前のビルにひびが入り、歩道が通行できなくなっている現場を確認したほか、「石垣の里」として知られる愛南町の外泊地区で、石垣の復旧作業の様子を見学しました。
視察を終えた中村知事は、活用できる支援制度の洗い出すなど市町をバックアップするほか、住宅の耐震診断や耐震化工事への補助制度について、今回の地震を受け申し込みが増える可能性があるとして、補正予算の編成も視野に対応する方針を示しました。
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