あの手この手の敦賀駅の乗り換え案内対策
ここからは3月の開業当日も敦賀駅で取材にあたった淡路記者とお伝えします。敦賀駅の乗り換え対策、あれこれ行われているんですね?
JR西日本では1月に行われた乗り換えシミュレーションの結果をもとに、さまざまな対策を講じてきました。



もともと19通路という乗り換え改札の通路数や26基のエスカレーター、6基の大型エレベーターなど、新幹線の駅舎としては異例の規模の設備が設けられている敦賀駅ですが、





コンコースへの案内表示の設置や、エスカレーターの運転方向の調整、列車の停車位置の変更、ホームやコンコースへの警備員の配置、そして車内やWEBでの乗り換え案内など、様々な面で乗り換えの周知を行っています。
ただ、「サンダーバード」は強風などで迂回運転が行われ、遅れることがありますよね?

滋賀県内の湖西線が強風などで運転見合わせとなった際に、これまでも特急「サンダーバード」は、米原経由で迂回運転することで遅れが発生しましたが、この場合の対応をJRに聞いてみました。
JR西日本金沢支社総務課 片井秀明さん
「敦賀駅からのつるぎ号、新幹線のほうも接続待ちを基本的に行って、極力お客様の事前に取られている指定席とかが変更にならないように配慮している。ただし、

JR西日本によりますと、おおむね30分程度の遅れまでは敦賀発の「つるぎ」の出発を遅らせる対応とし、それ以上の遅れとなった場合には「サンダーバード」に接続する「つるぎ」の臨時列車を走らせているということで、この1か月の間にも実際に数本が運転されたということでした。
こうした中、いま、ある交通機関の利用者が増えています。