愛媛と高知で最大震度6弱を観測した地震ですが、文化財への被害も相次いでいます。
震度4を観測した愛媛県松山市では、国の重要文化財、渡部家住宅の蔵の一部が崩れるなどの被害が確認されました。
松山市東方町にある築158年の「渡部家住宅」。
江戸時代に建てられた庄屋の家で、歴史的な価値の高さから1970年に国の重要文化財に指定されました。
17日夜の地震では、松山市内で震度4を観測。
渡部家住宅では揺れの影響で蔵の一部が崩れ、漆喰塗りの白壁が地面に散乱したほか、竹製の骨組みもあらわになりました。
さらに別の蔵でも白壁が剥がれ落ちました。
渡部家住宅ではこのほかにも複数箇所で被害が確認されています。
渡部家住宅を管理する団体は今後、国や県などと連携して修繕を行うということです。
このほか県内の国指定の重要文化財では、宇和島城と大洲城でも壁の漆喰が剥がれたり瓦がずれたりするなどの被害が確認されています。
注目の記事
若者に広がる住宅ローン"50年" 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿









