メタ社の声明に前澤さんらが怒り 自民党はメタ幹部に直接ヒアリングへ

こうした中、フェイスブックなどを運営するメタ社が16日、初めて声明を発表しました。
メタ社の声明
「オンライン詐欺は、インターネットを通じて世界中の人々を標的とする社会全体の脅威です。詐欺は意図的に私達の検出を回避しようとする悪意のある人々による仕業です。
メタは広告規定に沿って広告を審査していますが、世界中の膨大な数の広告を審査することには課題も伴います。社会全体でのアプローチが重要だと考えます」
これに対し、前澤さんは。

前澤さんの公式Xより
「おいおい、まずは謝罪の一言は?社会全体のせい?日本なめんなよマジで」
中でも前澤さんが怒りをあらわにしたのは声明のこの部分。
メタ社の声明
「審査チームには日本語や日本の文化的背景、ニュアンスを理解する人員を備えています」

前澤さんの公式Xより
「なら、俺や堀江さんや著名人が利用された詐欺広告なんてすぐに判別できるでしょ?なめてんの?」
同様に、なりすましの被害を受けているジャーナリストの池上彰さんもメタの声明を受け、コメントを発表しました。

池上 彰さんのコメント
「メタ社の声明には驚きました。広告料を受け取っている立場なのですから、詐欺広告を根絶する責任があります。まるでひとごとのような声明です」

こうした中、自民党が19日にSNSなりすまし対策に関するワーキングチームを開き、
メタの幹部から直接ヒアリングを行うことが私達の取材でわかりました。
自民党関係者によりますと、メタ側の対応策について聞いた上で不十分であれば、メタに広告を出さないよう企業に呼びかけることなども検討するとしています。














