パリオリンピックの代表に内定している競泳の水沼尚輝(みずぬま・なおき)選手が新潟医療福祉大学で開かれた壮行会で「決勝進出を目標に」と決意を述べました。

【ノイズ】

大きな拍手で迎えられたのは競泳・男子100メートルバタフライでパリオリンピック出場を決めた新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝(みずぬま・なおき)選手です。後輩から、「ゴリラお兄さん」の愛称で慕われているという水沼選手。オリンピック出場は東京に続き2大会連続でパリでは競泳チームの主将を務めます。【水沼尚輝選手】「普段は優しいキャプテンでレースになったら本気モードのゴリラで戦うのが僕の理想像」

東京では100メートルバタフライで決勝進出を逃したものの、400メートルのメドレーリレーで6位入賞に貢献した水沼選手。パリでの目標は…【水沼尚輝選手】「決勝に行くのが今の目標。おそらく決勝の舞台に立てば楽しみやわくわくな感情が出てきてベスト出せるんじゃないかと思っている」

そして、学生へ向けてメッセージを送りました。【水沼尚輝選手】「僕は正直オリンピック選手になれる理想像はありませんでした。皆さんはこれから楽しい人生、時には苦楽もあると思います。とにかく自分を信じて頑張ってほしい」

【公開練習】

水沼選手は午後4時ごろから報道陣に練習の様子を公開。もともと後半の強さが持ち味の水沼選手ですが、さらに粘り強さを強化しようとトレーニングを続けているということです。6月には、オリンピック前最後の国内レースとして長岡市で開催される大会に出場する予定です。