試合が動いたのは前半25分

宮崎・今季初スタメンのMF切通真央のクロスをFW嘉数飛鳥がヘディングで合わせましたが、惜しくもクロスバーに弾かれます。しかし、そのこぼれ球をFW福丸智子がDF2枚とGKが立ちはだかる中、ヘディングで押し込み宮崎が先制。このまま、1―0で前半を折り返します。
 

一方の大阪は、後半開始早々、MF佐子五月の左足のクロスボールにMF南山千明がゴール前で受けてディフェンスを落ち着いて交わし冷静に決め、同点ゴールに成功。

この約5分後、宮崎が試合を大きく動かします。
前線のFW齊藤夕眞が相手ディフェンダーの処理のミスを見逃さず、右足でシュートを放ちゴール。2-1と再びリードする展開に引き戻します。

ここからは、試合終盤に向けて守りに入るかと思われた宮崎でしたが、「最後まで『やり切る』」という水永翔馬監督の言葉通りのプレーを11人の選手達が体現します。


 そして、宮崎は後半37分に先制点を挙げたMF福丸と交代で入ったFW今蔵綾乃がFW嘉数のコーナーキックに合わせる形で追加点を押し込み3-1とリードを広げ、試合終了のホイッスル。

最後まで攻めの攻撃スタイルを崩さず走り勝った宮崎が勝ち点3を獲得しリーグ単独首位に立ちました。

 会場にはヴィアマテラス宮崎の最多観客動員数の記録を更新する1,482人のファン・サポーターが応援に駆けつけ、その声援が開幕5連勝への背中を後押しました。

次節は、今月21日(日)アウェイ戦 VS静岡SSUボニータ(現時点順位:8位)との試合です。

≪得点者≫
前半25分 1-0 FW 福丸 智子(ヴィアマテラス宮崎)
後半4分 1-1 MF 南山 千明(スペランツァ大阪)
後半10分 2-1 FW 齊藤 夕眞(ヴィアマテラス宮崎)
後半37分 3-1 FW 今蔵 綾乃(ヴィアマテラス宮崎)
≪スコア≫
ヴィアマテラス宮崎 3-1 スペランツァ大阪