クラブ史上最年少でキャプテンに就任 「毎日努力したら、いずれ良い景色が見られると思う」
3年前の東京オリンピックで、久保建英選手や三笘薫選手らの活躍で快進撃を見せた日本。しかし、あと一歩及ばず結果は4位。悲願の金メダル獲得へ…今年4月4日、パリオリンピック出場権を懸けて戦うアジア最終予選のメンバーが発表されました。
(U‐23サッカー日本代表 大岩剛監督)「パリオリンピックに出場して勝ち抜くことに目標はあるんですけど、まずは最終予選をしっかりと勝ち抜くところにフォーカスをして、今準備を進めています」
7月に開幕するパリオリンピック。まずはその出場権をかけて戦う日本代表に選ばれた、京都サンガF.C.に所属する川崎颯太選手。去年、クラブ史上最年少となる21歳でキャプテンに就任した今日本で最も注目される若手選手の1人です。
(大岩剛監督)「京都でもあれだけのパフォーマンスと、チームからの信頼度。チームの中心としてみんなを引っ張ってくれる存在でもあります」
(京都サンガF.C. 川崎颯太主将)「やはり本番はパリにあると思うので、予選に選ばれたから満足するわけではなく、コンスタントに毎日毎日努力したら、いずれ良い景色が見られるかなと思っています」
そんな川崎選手の最大の武器は「ボール奪取力」。素早く相手のボールを奪い、攻撃の芽をつむディフェンス力こそが彼の一番の持ち味です。
それでも「オリンピック金メダル」という目標を持つ川崎選手は、今の自分のプレーに満足していません。
(川崎颯太選手)「純粋にゴールをとるためにどこに行くかだとか、相手ゴールをどんどん脅かすようなプレーをもっと増やさなければいけないなというふうに思いました」
オリンピックに向けて川崎選手にとっての課題は得点力。ゴールを奪うという目に見える結果を、自分自身に課しています。