子どもたちを交通事故から守ろうと、宮崎県内各地の通学路で警察による街頭指導が行われました。

これは、春の全国交通安全運動にあわせて、15日朝、全国一斉に行われたものです。

県内でも交通量の多い重点通学路57か所で一斉に行われ、このうち、宮崎市の大淀小学校の通学路では、警察官8人が路上に立ち指導にあたりました。

この道路は、午前7時半から30分間、歩行者専用道路として車の通行が禁止されますが、ふだん、規制を守らない車が多いということで、警察官たちが車の通行禁止をドライバーたちに周知しました。

(宮崎南警察署 中村英和交通課長)
「運転手には前をしっかり見ていただく、標識や標示をしっかり見ていただく、そして、どういう人たちが歩いているのか、どういう交通環境なのかというところを知ったうえで、安全運転に努めていただきたいと思います」

春の全国交通安全運動は15日までで、子どもが安全に通行できる道路交通環境の確保などが重点項目となっています。