魚津市の村椿 晃市長は1日の会見で旧統一教会との関係について関連団体のイベント「ピースロード」のことしの実行委員長を引き受けていたことを明らかにしました。

魚津市 村椿 晃市長:
「統一教会そのものと関係があるかといわれると、関わりはありません。不勉強で後で知りましたけど、ピースロードっていう自転車に乗って平和活動を行うイベントについては関わりがあります」

魚津市の村椿市長は1日の定例会見で、選挙での支援など旧統一教会とは関係がないと述べましたが、旧統一教会の関連団体が開催する「ピースロード」に公務として参加していたことを明らかにしました。

村椿市長:
「私個人の判断というよりも、マスコミの後援もありますし、県議のみなさんとか大勢の方々が同じようにやってらっしゃたということで、特に違和感はなくていいことだなと思って参加をしました」

「ピースロード」とは、旧統一教会の創設者、文鮮明夫妻の提唱から始まった世界平和を掲げて各地を自転車に乗ってリレーでつなぐイベントで、去年のイベントでは、新田知事も参加してあいさつしていました。

ことしの「ピースロード」は急きょ中止となっていますが、村椿市長は、ことしの実行委員長を務める予定だったといいます。

村椿市長:
「県議会議員の先生から頼まれて就任しました。実行委員長を務めてもらえんかという依頼ですね。中身については開会式のあいさつをしてもらえばいいということでした」

村椿市長は委員長として事前の会議などに出席したことはなく、中止の理由について説明もなかったということです。

村椿市長:
「関連団体が社会的な影響の大きい事件が背景にあるということを知るにつけて、慎重な対応をとるべきであったなとは思っています」