「高齢工人の背中をちょっとだけ支える・押す役目を…」決意の開業

津軽こけしプロジェクト 山田拓郎代表
「特に高齢の方、自分で販路・販売の切り盛りができない方もいらっしゃることを長年の経験で知っていた。そういった方の背中をちょっとだけ支えてあげるとか、押す役目とかをやってあげたいと思った」

山田さんはこけし館で販売していたグッズを全て買い受け、店をオープンさせることにしました。人々の絆を作りたいという思いを込めた店名は「こけし工房 tsuN'agaru(ツナガル)」です。

津軽こけしプロジェクト 山田拓郎代表
「皆さんで盛り上げていただいた、こけし館でもあったし、津軽でもあったと思ったので、その活動を自分でもできる限り、この場を使ってつなげていきたいと思っています」

新たな店につまっているのは山田さんの『こけし』と『郷土』に対する真摯な気持ちです。

「こけし工房ツナガル」は、津軽こけし館の敷地内で午前9時~午後4時まで、当面、平日は不定休とし、金曜、土曜、日曜、祝日は基本的に営業しています。