熊本県八代市は、JR九州・新八代駅周辺の再整備について基本構想の内容を明らかにしました。

きょう(4月11日)八代市が示した基本構想の内容は、新八代駅を中心としたおよそ95ヘクタールの土地をそれぞれ機能の異なる4つのエリアに分け、駅周辺や市街地への人の流れを活性化させるというものです。
現在、駅の周辺にはビジネスホテルやスーパーマーケットがありますが、1日の乗車人数は新幹線と在来線をあわせても平均1751人と、にぎわい創出には課題があるといわれています。

タクシーの運転手「菊陽のほうはにぎわっているみたいだけど、こっちのほうはさみしい状態ですね」
そこで今回示された基本構想の目玉のひとつが、武道場や2000人規模を収容可能なホールを兼ね備えた施設の建設です。
記者「駅の北側、現在農地として使われている一帯が複合施設の予定地ということです」

この複合施設に加え、オフィスの誘致などを組み合わせた「集客力の強化」が柱になっています。
八代市は来年度(2025年度)にかけて、具体的なスケジュールを盛り込んだ基本計画を作る方針です。

八代市ではTSMCの進出に伴い工業団地の整備も計画されていることから、
新八代駅が県南の物流・交通の要となることも期待されています。
 
   
  













