実はこの制服、今年度から大山町で導入が始まった町内共通の制服です。
導入のきっかけは何だったのでしょうか。

大山町 幼児・学校教育課 浦木美穂 参事
「多様性や個人の尊重という考えから、以前から町内の学校からも要望がありました。「私服にしては?」という意見もあったんですけど、町内の方が見て、中学生が歩いているなとか分かっていただけるように、防犯の意味も含めて、やはり制服にしようと」

昨年度まで、大山町内3つの中学校では男子が詰襟の学生服、女子は各校でデザインの異なるセーラー服を制服として採用していました。

しかし、性の多様性に対する配慮や機能性向上などを目的に、およそ2年間かけて新しい制服の導入に至りました。

大山町 幼児・学校教育課 浦木美穂 参事
「児童生徒からは、動きやすい制服が良いという意見が、保護者からは洗濯しやすい、しわになりにくいという意見が多かったです。
夏はポロシャツで代用できるというのと、触っていただくとわかると思うんですけどサラサラで、生地は速乾性があり、夜洗ったら、朝乾きます。襟が汚れるという声もあり、襟の内側をブルーにして汚れが付かないようになっています」