落語家初代林家三平さんの記念館「ねぎし三平堂」の再開にあたって、二代目・林家三平さんと先代の妻・海老名香葉子さんが取材会に登壇しました。

同記念館は1995年11月に開堂。初代・三平さんゆかりの品を展示し、落語会を開催していましたが新型コロナ禍で休館。今年は初代・三平さんが所属していた落語協会が100年の節目、さらに、来年は初代・三平さんの生誕100年に当たることから4年ぶりに再開することになりました。4月13日にプレオープン、14日から通常公開されます。

再開について二代目・三平さんは、“若い世代の方々が見てもわかるようなレイアウトにしました。写真を多めにして、父を『こういう方々と仲良かったんだよ』というのが分かるようにしました”とアピール。

また、“来年は(初代三平の)生誕100年という大きな節目になりますので、僕も父の重さを感じています。「お父さん(初代)らしくなってきたよね。」と言われることを目標にしています”と意気込み、“来年に向けて頑張ろうと思っております。ひとつ、「どうもすいません」”と先代のお決まりのワードで報道陣を笑わせました。

この日、結婚記念日にあたるという香葉子さんは、“(記念日を)今朝、知ってビックリしました”と話し、来年初代・三平さんの生誕100年について、“私の中では、まだ(夫は)54歳のままなんです”とにっこり。続けて、“(初代・三平さんは)とにかく、世界中のみなさんに笑っていただこうと、笑いにまっしぐらに生涯を過ごした人でした。この記念館を見てもらって少しでも笑うこと、笑わせることがこんなにいいことなんだなと感じてほしい”と語りました。
【担当:芸能情報ステーション】