富士山で発生した「スラッシュ雪崩」と呼ばれる現象。気温が上がって解けた雪の上に、雨が降り続いたことなどで発生したということです。そして、長野県でも、大雨の影響で8人が一時孤立状態となりました。列島を襲った「春の嵐」、10日以降の天気はどうなるのでしょうか?

関東などで春の嵐 工事現場では足場が崩れる

傘が意味をなさないほどの強い雨と風。お台場を訪れていた家族は…

母親
「お台場の恐竜博に行こうと思ってきたんですけど、すごい天気で」
「もう飛ばされそう、あぁ!」

子ども
もうダメ、お父さんつかんでないとダメだと思う」

横浜市では9日午前、最大瞬間風速25.8メートルを観測。荒れた天気は、通勤時間帯を直撃しました。風にあおられて転倒したのか、立ち上がれなくなってしまった女性の姿も。低気圧などの影響で、東海や関東を中心に大荒れの天気となりました。

川崎市の工事現場では、足場が大きく崩れ、電柱を壊したうえ、電線に引っかかってしまう事態に。けが人はいませんでしたが、付近の住宅では停電が発生しました。

近隣住民
「瞬間的なものすごい音がしました。停電して、しばらくブレーカーが落ちたのかな、と思ったらそうでもなくて。隣の家も同じ状況だったので」