「ファンコニー症候群」具体的な症状は?
大半の患者にみられたという「ファンコニー症候群」とは、どのような病気なのでしょうか。腎臓の専門医に話を聞いてみると…

ひらくクリニック 吉田啓 院長
「尿細管というところが傷ついたことによって、体に必要なタンパクや糖、ミネラルが尿に出てしまうというのがファンコニー症候群です。腎臓の病気の中でも珍しい部類に入ると思います」


一般的に腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿として排出します。ところが、「ファンコニー症候群」では、腎臓の中にある「尿細管」に異常が発生。ろ過の際に身体に再び吸収されるタンパクやミネラルなどの栄養素が、老廃物とともに尿として排出されてしまうといいます。

ひらくクリニック 吉田啓 院長
「タンパクが出てしまうとむくんだりですね。あとはミネラルが失われるとだるく感じたりすることがあります。食欲が落ちるとか。私が経験した患者では喉が乾く、口が渇くということもあったようですね」
症状が進むと、慢性腎不全に至ることもあるという「ファンコニー症候群」。一方で、今回の調査では患者の4分の3ほどは、サプリの服用を中止しただけで症状が改善する傾向がみられたということです。

日本腎臓学会の南学理事長は症状の進行を防ぐためには「早期の摂取中止が重要」だと改めて呼びかけました。

日本腎臓学会 南学正臣 理事長
「基本的に薬(サプリメント)の中止である程度改善する傾向にあります。必要以上に怖がる必要はないと思います。おかしいと思ったら、あるいは体の調子がおかしくなくても飲んでいて不安だ、という方は速やかに病院を受診して腎機能の検査をしていただくのがいいと思っています」














