今週金曜日の4月12日に『弘前さくらまつり』が開幕する、青森県弘前市では、大勢の観光客が訪れるのを前に、ホテルで消防による防火設備や避難経路の点検作業が行なわれました。
春の観光シーズンを前に、観光客の安全を確保するため、弘前消防本部が市内の宿泊施設で消防用設備などの点検を行いました。
対象となっているのは、3階建て以上の旅館やホテル45か所です。
9日は、職員2人がホテルルートイン弘前城東を訪れ、避難経路となる階段に障害物が置かれていないかや、20メートル間隔で消火器が正しく設置されているかを確認したほか、客室に避難ルートを示す案内図があるかなどを点検しました。
弘前消防本部予防課 竹内一徳消防指令
「避難経路・階段室・廊下は火災発生時の逃げ道ですので、適正な管理をお願いしたいと思います」
弘前消防本部では4月18日まで防火査察を実施する予定です。