不要になった家電のリサイクルを促進しようと、青森県南部町はリサイクル業者と連携協定を結びました。業者が自宅などに家電の回収に訪れる取り組みで県内の自治体では初めてとなります。
南部町と協定を結んだのは、全国で家電のリサイクル事業を展開するリネットジャパンリサイクルとSGムービングです。
南部町では、これまで家電をリサイクルする場合、冷蔵庫やテレビ、洗濯機、エアコンといった大型家電は、持ち主が引き取り先の施設に持ち込んでいたほか、小型家電も町のボックスまで持ち込む必要がありました。
協定の締結により、業者が持ち主の自宅などに家電の回収に訪れることになり、持ち主の手間や負担の軽減につながります。
リネットジャパンリサイクル 中村俊夫社長
「ワンストップで回収の受付ができるというのが、今回の協定の一番大きなポイントだと思います。家電の処分にお困りの町民がいましたら、ぜひこのサービスをご利用いただければ」
南部町では、この取り組みを積極的に活用するよう町民に呼びかけています。
南部町 工藤祐直町長
「県内で初めてということで、この先モデルとして、成功事例として他の市町村も取り組んでもらえれば、リサイクル率も上がってくると思いますので、そのスタートを南部町で取り組んでいきたいと期待しています」
このサービスは、インターネットや電話で受け付けています。














