沖縄県内でインフルエンザ患者の報告数が減少し、ことし1月から続いていたインフルエンザ警報が解除されました。

県によりますと、県内では去年12月中旬にインフルエンザ患者が増え始め、1月15日からの週にインフルエンザ警報を発表したあと、ピークを迎えた2月初旬には警報基準の4倍以上に当たる流行となりました。

流行はその後収束に向かい、先月31日までの1週間には感染報告数が1定点医療機関あたり8.57人となって警報発表基準の10人を下回り、学級閉鎖などが発生した施設もなかったため、県は4日、インフルエンザ警報を解除しました。

しかし、地域別でみると、八重山地域では1定点医療機関あたり28.33人と警報基準の3倍近い感染報告が続いています。

県は流行が続いている地域ではまだ注意が必要だとして、引き続き手洗いや換気などの感染対策を呼びかけています。