2027年開業の断念が発表されたリニア中央新幹線の工事で、JR東海は4日、長野県飯田市の高架橋について2030年度末までの完成を目指すと明らかにしました。

JR東海は、飯田市座光寺(ざこうじ)地区の高架橋の工事について、2024年度中の契約に向けて施工会社との協議を進め、およそ6年かけて完成を目指すとしています。

当初の開業時期の2027年を越える工期が初めて示されたことになり、JR東海は、静岡工区の遅れに伴う開業延期を踏まえたものとしています。