講演依頼のきっかけは…被災地での「炊き出し」

あの地震から3か月。怜音さんは名古屋から被災地を訪れました。

(棈松怜音さん)
「家の中の景色が見えるじゃないですか。あいよ、いろんな感情が出てきますよね」

被災地を訪れたワケは…

(怜音さん)
「石川県の被災地から“授業依頼”をいただきました。あいよ」

穴水町の福祉施設からの講演依頼があったのです。

怜音さんは、小学生の時から意思に反して大声が出てしまう「トゥレット症」と闘っています。確固たる治療法がなく、少しでも理解してもらえたらと、これまで全国各地の学校で出前授業なども行ってきました。

今回の講演依頼は、個人的に続けている能登での「炊き出し」がきっかけでした。

(怜音さん)
「石川県に6回炊き出しに行った。心に傷を負っているエリアの人たちに授業を届けられるのは、とても意味がある。やりがいを感じる」

名古屋から車で5時間。いまだにあちこちに地震の爪痕が残ったまま。

(怜音さん)
Qトゥレット症患者の避難所生活については?
「かなりきついと思う。声が出ちゃうと、対人関係でトラブルになる。場所を選べないのは相当しんどい」