テレビドラマの「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家で知られる、橋田壽賀子さんの命日にあたる4日、橋田さんが眠る愛媛県今治市内の寺で、関係者が墓参りをし、在りし日の姿を偲びました。
2021年4月に95歳で亡くなった橋田壽賀子さんは、両親が今治市出身だったことから、市内にある来迎寺の墓で両親とともに眠っています。
命日の4日は、橋田さんの友人や橋田文化財団の関係者のほか、今治市の土居忠博副市長など市の職員ら11人が訪れ、本堂で法要を営んだあと、墓前に線香を手向け橋田さんの生前を偲んでいました。
今治市では来年、橋田壽賀子生誕100周年の記念事業を計画していて、橋田さん直筆の原稿の展示や作品に出演したタレントのトークショーなどを予定しているということです。
今治市文化振興課 田中謙係長
「橋田壽賀子先生のルーツがこの今治にあるということは、おそらく愛媛県民の方、今治市民の方あまりご存じないと思いますので、今回の事業を通してそういったことも皆さんに知っていただきたいと思います」
市の担当者は、多くの市民に市の誇りとして橋田さんの功績を知って欲しいと話していました。
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