全国で初めて児童虐待への対応を学ぶ研究科が山梨県立大学大学院に開設しました。

4月3日に山梨県立大大学院に開設したのは「人間福祉学研究科」で、児童虐待の相談業務や心理的ケアの方法などを学びます。

児童虐待に対応する人材を育成する大学院は全国で初めてです。

今年度入学したのは6人で、このうち4人は社会人でした。

医療ソーシャルワーカーの入学生は:
「今学ばなければいけないという思いが湧き、思い切って受験しました」

山梨県立大大学院人間福祉学研究科 西澤哲 特任教授:
「(研究科を)初めてつくることによって、子ども、家庭、福祉 全体の底上げにつながってほしい」

児童虐待の相談件数が増加傾向にある中専門知識のある人材は必要不可欠となっていて、新入生たちは今後児童相談所や児童養護施設などで実習も行います。