静岡県の川勝知事が4月2日に辞職を表明したことについて、川勝知事のもとで副知事を務めた静岡市の難波喬司市長は「発言自体は極めて不適切。ありえないレベル」と語るとともに、今後の県政や市政運営に影響が出ないよう求めました。
難波市長は3日朝、取材に応じ、川勝知事の発言について、次のように語りました。
<静岡市 難波喬司市長>
「発言自体は極めて不適切ですね。ありえないレベルだと思います。きのう、またそれが問題ではないような認識をされているような発言があったので、それもまた極めて不適切だと思います。発言を『適切でない』と思わないことに大きな問題があると思うので、2重の意味で大きな問題だと思っています」
また難波市長は、リニア問題をはじめ、今後の県政や市政への影響が出ないように県政運営を求めました。
<静岡市 難波喬司市長>
「全国的にはリニアの問題が注目されていると思いますけれども、静岡県民、そして静岡市民にとっては、いろんな課題が山積してるわけです。それについて県も市も連携をして、いろんな課題解決が進んでるわけですから、それに影響が出ないようにするというのは極めて大事だと思っています。したがって、いつ辞められるのか、その間をどのように県政運営されていくのか、それを明確にしていただくことが極めて重要だと思います」
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