早朝の地震に驚かれた方も多かったのではないでしょうか。2日朝早く、青森県八戸市などで震度5弱を観測する強い地震があり、2人がけがをしたほか、国の重要文化財が破損しました。
2日午前4時24分ごろに発生した地震では、八戸市、三沢市、野辺地町、五戸町で震度5弱を観測したほか、県内全ての地域で揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
県内で震度5弱を観測するのは、2022年3月16日の深夜、福島県沖を震源とした地震以来です。
八戸市民は
「(地震の時は)寝てました。すぐ目覚めて、結構強くてびっくりしました」
県によりますと、この地震で八戸市と十和田市の女性、合わせて2人が転倒するなどでけがをして、病院に運ばれたということです。
また、八戸市類家では、水道管から漏れた水が道路にあふれ出る被害があり、修復作業が行われています。
未明に起きた地震の爪痕は、三沢市でも。
三沢航空科学館では、壁に張られたガラスに隙間ができ、一部には亀裂もみられました。
航空科学館は、直ちに営業に影響はないとした上で修繕など、今後の対応を検討しているということです。
また、市内の中学校では体育館のブロックガラスが割れたり、理科室のガラス器具が壊れたりするなどの被害が確認されました。
三沢市立第一中学校 見友健ニ校長
「本当に学校がやっている、生徒がいる時間じゃなくてよかったなと思います。上から物が落ちてけがをしたとか、そのために授業ができなくなると大変かわいそうですから…」
県によりますと、八戸市と三沢市の中学・高校合わせて4校で被害が確認されたということです。
八戸市の是川縄文館では展示されている重要文化財に被害がでました。
県によりますと、八戸市の風張1遺跡から出土し、国の重要文化財に指定されている深鉢形の縄文土器が、揺れで倒れて口の部分が破損したということです。
是川縄文館 間砂織 副館長
「職員が館内の状況を確認したところ、倒れて破損しているのを発見した。本当に残念なことだと考えている。今後は文化庁の指示のもと対応していくことになる」
交通機関では、これまでにJR八戸線と大湊線で18本が、青い森鉄道で7本が運休しました。
気象庁は、今後1週間ほどは「最大震度5弱程度」の地震に注意するよう呼びかけています。














