期待されていた赤ちゃん誕生後…不幸が重なる

繁殖の研究のため来日したタンタン。展示から2年、赤ちゃんの誕生が期待されていた中、あることが判明します。
(記者リポート 2002年5月)「メスのタンタンがいくら誘っても、コウコウはまったく興味を示しませんでした。不思議に思った飼育員が先月コウコウの身体検査をしたところ、コウコウにはオスの生殖器が確認できませんでした」
一緒に来園したコウコウの生殖機能が低いことがわかり、コウコウは中国へ返されることになりました。
新たにやってきた2代目コウコウと人工授精に取り組むことになったタンタン。そして2008年には待望の赤ちゃんが誕生。しかし、飼育員らが24時間体制で見守りましたが、赤ちゃんは生後4日目に死んでしまいます。わが子をなくしたタンタン。さらに不幸が襲います。2010年9月、オスのコウコウが急死。タンタンはひとりぼっちになってしまいます。
動物園は、中国側にオスを貸し出してほしいと何度も要望しましたが、新たなオスが来ることはありませんでした。そして2020年、借り受け期間の満了に伴いタンタンの中国への返還が決定しますが、新型コロナの感染拡大で延期に。2021年に心臓疾患が判明して、中国に帰ることなく神戸で治療が続けられてきました。














