高知県大月町の春の風物詩、「月光桜」が満開となり、幻想的な光景を見せています。

大月町弘見の小高い丘にあるサクラの木。地元では「月光桜(げっこうざくら)」と呼ばれて親しまれています。

高さは13.5メートル。四方に伸びた枝ぶりが美しく葉の合間に小さな白い花が咲くのが特徴です。

牧野富太郎博士が晩年新種登録をしようとしたヤマザクラの一種とされます。

「これほど大きいとは思いませんでした。びっくりです。すばらしい」

日が暮れると…ライトに照らされて昼間とは違った趣に。夜空に白い花が浮かび上がり、幻想的な光景です。

「感動です。ライトアップまで待って良かったです。優しい気持ちになります」
「白で珍しい花なので、ライトアップがすごくきれいです。幸せな気分になります」

月光桜のライトアップは4月7日まで行われます。