川崎町で計画していた風力発電事業について、関西電力が断念する方針を固めたことが分かりました。関係自治体の強い反発を踏まえたもので、29日午後に正式に発表します。

関電が川崎町で計画していた風力発電事業は、蔵王周辺の山林に高さおよそ180メートルの風車を最大19基設置するというものでした。
この計画を巡っては、説明が不十分だとして、川崎町や蔵王町、それに県などの関係自治体が激しく反発していて、「風車などの施設が、蔵王のお釜からの眺望や景観に大きな影響を及ぼす」と指摘していました。
関電は、このあと午後1時に、川崎町での風力発電事業を断念すると、正式に発表することにしています。