少子化の影響などで子どもたちの運動の場が部活動から地域のチームなどに移行することを見すえたバレーボールの大会が、きょう開かれました。


庄内町ではじめて開かれたのは、町や地元企業などが協力した女子中学生を対象にしたバレーボール大会で、山形と秋田から12チーム、およそ120人が参加しました。

試合直前、なぜかお菓子を持って、コートに立つ選手たち。地域を超えた交流を深めようと、お土産を交換したら試合開始です!

ほかにも選手全員が出場するという特別ルールが設けられていて、プレーしたい子どもたちみんなが試合を楽しむことができます。

中にはこの春に中学生になる試合未経験の子も。選手たちは、明るい雰囲気の中、のびのびとしたプレーを見せていました。


秋田県から参加(新中学1年生)「一年生でも出られてうれしかったし、ユニフォームも着られてうれしかったです」


山形市から参加(新中学3年生)「こういう大会が増えたら公式戦の時とか、緊張感をある程度もった状態でできると思うので、楽しくできるんじゃないかと」

地域が支え合うことで子どもたちの運動する場が守られるか、注目です。


庄内バレーアカデミー 疋田司 団長「部活動の地域移行が難しいとか、大会開催自体が難しいという声をよく聞くが、いろんな方々の協力を得ればこういう素晴らしい大会ができるなと。子どもたち、フォローしたい企業をもっとつなぎたいと思う」