中国の製造業の景況感を示す指数が、景気判断の節目となる「50」を半年ぶりに上回りました。企業の生産が増え、景況感の改善につながったとみられます。
中国国家統計局の発表によりますと、3月の製造業の景況感を示す指数PMIは2月よりも1.7ポイント改善し、「50.8」でした。
好調・不調の節目となる「50」を上回ったのは去年9月以来、半年ぶりです。
新規受注は「53.0」で、2月から4.0ポイント改善したほか、生産に関する指数も「52.2」と、2.4ポイント上昇しました。
輸出が増えたことなどで生産も増加し、中央銀行による金融緩和といった政策も景況感の改善につながったものとみられます。
ただ、雇用に関する指数は0.6ポイント改善したものの「48.1」と、依然、節目を下回っています。
中国では、不動産不況の長期化で経済の先行きに不透明感が広がっていて、景況感の改善が今後も継続するのか、注目されています。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
