「人かもしれない」ハンドルをきり…
目撃者の男性は、車の前照灯を下向きにして45キロから50キロほどで走行中、目線の先…道路の中央線に「ネコのようなものが見えた」と言います。
しかし、しばらく進んだ後に「ネコじゃないな、少し大きいな」と思いアクセルを離しました。
その後「人かもしれない」と思い「こんなところに寝っ転がっていることにびっくりした」ものの、ひかないように余裕を持ってハンドルをきったといいます。
横を通り過ぎる際、翔向さんの体の上にはイヤフォンのコードのようなものがあり、腕で目のあたりをおさえて、片膝を立てて仰向けに横たわっていたということです。
この日、翔向さんは金沢市の大学から富山市の実家に帰省中で、夕食を食べた後の午後7時ごろ外出していました。
男性によりますと、現場は街灯があって明るく、翔向さんを認識できたということで、当時現場の道路には男性の車しか走っていなかったといいます。
また裁判では、横井被告が事件後に車を乗り換えた自動車販売店の男性も証言しました。