海上保安庁は伊豆大島の鳥島近海で、海底火山が噴火した痕が見つかったと発表しました。去年10月に発生した鳥島近海を震源とする地震と津波の原因である可能性が高いとしています。
海上保安庁は今年1月、鳥島近海で測量船による海底調査を行い、2022年のデータと比較しました。
その結果、鳥島から南におよそ80キロの「孀婦海山」に新たな火口が形成されているのが見つかったということです。
新しい火口は直径およそ1.6キロで、水深は噴火の前後で最大451メートル変化。火口周辺の浅くなっている場所は噴出物などが積もったと考えられるとしています。
去年10月には鳥島近海を震源とする地震が発生し、その後、太平洋沿岸の広い範囲で津波が観測されていました。
地震のあと「孀婦海山」周辺では、火山活動で作られたとみられる軽石が採取されていて、海上保安庁は今回の調査でわかった海底火山の噴火の痕が、この地震や津波に関係している可能性が極めて高いとしています。
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