「企業のスタートアップが弱い」と言われる名古屋で、その支援になると期待されている意外な場所があります…現場を取材しました。

屋台で愛知県産のジビエを販売する、高橋映季(てるき)さん。
(ひなた商店 高橋映季さん)
「山でとったジビエを名古屋などの都心部で買えるところが少ないので、そういう所を増やしたい」
「ジビエの魅力を広げたい」という思いで、自分でとったジビエを販売。
将来的には店を持つことを目標に、名古屋市中区の寺で開かれるマルシェに2023年4月から出店しています。

(ひなた商店 高橋映季さん)
「スモールスタートするにはちょうどいい。建物を建てることから始めると1000万円や3ケタ万円の投資が必要。テントは1万円くらい、この机のセットで1万2000~3000円。全部で3万円くらい」
「ひなた商店」の場合、初期費用の3万円に加え、マルシェへの出店費が月4000円ほど。
低予算でにぎわう場所に出店できるため、マルシェがスタートアップを後押しする存在として注目されているのです。
(「東別院暮らしの朝市」主催者 飯尾うららさん)
「ここで出店しながら、店の(オープンの)準備をしている人も、ちらほら聞く。(この場所から巣立っていく人がいるのは)本当にやってて良かったなと思う」

「スタートアップデータベース」によりますと、都道府県別の設立企業数は、愛知は福岡や京都よりも少ない6位。
企業のスタートアップを後押しするマルシェに、この地方の経済界のトップも期待を寄せています。
(名古屋商工会議所 嶋尾正 会頭)
「スモールビジネスにとっては最初の実験場でもあるし、いろんな意味でも情報収集やネットワークづくりになる。実業の中でスモールでスタートできる場があることがビジネスの多様性を生む。もちろん名古屋にとっても非常にいいことじゃないか」

(ひなた商店 高橋映季さん)
「きょうが年度の最後で、1年通して出店したんですけど。いろんな出会いや勉強になることがたくさんあった。何もわからないところから始めたが、とりあえずマルシェに出てやってみるのは、すごく良いのかな」
ここからどんなスタートアップ企業が出てくるのか…今後の行方に注目です。














