​長崎県は28日、会見を開き、「現在の感染段階レベルが実態と乖離している」として、より実態に見合った目安に改定すると発表しました。

具体的にはレベル3への引き上げを行う際──
・病床使用率と重症病床使用率50% に加え
・医療従事者などのエッセンシャルワーカーにも感染が拡大し、社会機能に影響が出ている場合、検討を行うこということです。

これまで判断指標だった『新規感染者数』や『療養者数』は外れることになります。

なお、レベル3以上になった場合は、原則、外出自粛などの行動制限要請が実施されます。
高齢者など感染リスクが高い人に関しては現在のレベル「2―II」の段階で、人込みなど感染リスクが高い場所への外出を控えることや、大人数での会食を控えることが呼びかけられます。

長崎県内の27日午後7時時点の感染段階は、レベル2-Ⅱ
病床使用率は44.6%となっています。