少子高齢化が進む中、人手不足が深刻な問題となっている「介護業界」。人材確保や職場環境の改善などが課題となっています。こうした中、デジタル技術を活用したDX、デジタルトランスフォーメーションが、介護の現場でも注目を集めています。

2月、鳥取県鳥取市にあるサービス付き高齢者向け住宅で行われたのは、入居者の見守りをサポートするシステムの説明会。

このシステムでは、各部屋にカメラとセンサーが設置されていて、入居者の行動や危険な動作、体の異常などを検知すると、パソコンやスマホなどの端末に知らせます。

また、映像は、プライバシーを守るためシルエットになっています。

入居者には、スタッフに何回も訪問されることをストレスに感じる人もいて、このシステムを使えば、見回りの回数を減らせ、スタッフの負担軽減も期待できるということです。