武見厚生労働大臣は、新型コロナ対策を助言する専門家組織を今月末で廃止すると明らかにし、メンバーらに感謝状を贈りました。

武見敬三 厚生労働大臣
「ありがとうございました」

きょう、武見厚労大臣から感謝状が贈られたのは、新型コロナ対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」のメンバーらです。

この組織は、新型コロナの感染者が国内で確認された後の2020年2月に組織され、これまでに124回の会合を開き、感染状況や医療提供体制の評価などを行ってきました。

厚労省はコロナが去年5月に「5類」に移行され、この冬に医療ひっ迫につながるような感染の拡大が起きなかったことから、今月末でこの組織を廃止することを決めました。

厚労省アドバイザリーボード 構成員・尾身茂 結核予防会理事長
「これだけの大変な思いをしたこのパンデミックをしっかりとその経験を生かして、より良いものにしようという強い意志を感じたことは非常に私はよかったと思う」

厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字 座長
「次に何が来るかということも非常にわからない中で、備えていく必要があるが、そういった専門家のネットワークを今後も活用していく必要がある。その体制をしっかりと平時に作っておくということが重要だと感じている」

厚労省は今後、致死率が高いこれまでと異なる新型コロナの変異株が現れたときなどには、新たに専門家の助言を取り入れる体制を整える方針です。