地域の活性化などを目指して、25日、山口県はアウトドア関連事業を手がけるモンベルと協定を結びました。

県庁で締結式が行われ、村岡知事とモンベルの辰野勇会長が協定書に署名しました。

アウトドア活動を通じて、地域の活性化や生活の質の向上を狙うもので、協定書には環境保全意識をつくり出すことなど、7項目での連携が盛り込まれていています。

県は今年度から、自然を楽しむ「アウトドアツーリズム」による観光需要の取り込みに力を入れていて、協定で、その取り組みの活発化を期待しています。

村岡嗣政 知事
「山口のすばらしい自然環境、豊かな自然、魅力を生かした活性化につなげていけるように、連携した取り組みをこれからさらに強めていければと期待している」

モンベル 辰野勇 会長
「われわれがお手伝いできることはまだまだいっぱいあると思うので、ぜひこれから取り組んでいきたい」

モンベルは、自然とスポーツに関するイベントの開催や山口きらら博記念公園の活性化に向けたアドバイスなどを行うとしています。

県内ではすでに、4つの市と町がモンベルと協定を結んでいます。