競泳のパリオリンピック代表選考会が東京で行われ、24日の男子100mバタフライの決勝に出場した新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手が2大会連続のオリンピック出場を決めました。

東京アクアティクスセンターで開かれた競泳のパリオリンピック代表選考会。24日、男子100mバタフライ決勝が行われ、新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手が出場しました。

5レーンの水沼は序盤、大接戦で前半を折り返します。得意の後半で追い上げを見せ、ゴールまで15メートルを切ったところで一気に逆転し51秒23の2位でフィニッシュ。この種目に設定された派遣標準記録の51秒43を突破し2大会連続のオリンピック出場を決めました。

【水沼尚輝選手】
「やはりここに来るまで本当に山あり谷ありの水泳人生でした。ここからは本当に新しい泳ぎでパリオリンピックでしっかりと結果を出すというところをぶれることなく皆さんの応援を力にパリの舞台で羽ばたいていきたいと思っています。」

水沼は2022年の秋に腰を痛めて以降フォームを修正し、この大会に臨んでいました。